回収率と期待値を重視した競馬予想

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予想コラム 回収率を上げる③ (馬連・ワイド編)

2. 馬連、ワイドについて

次は馬連・ワイドについてですね。単勝複勝共に還元率が80%であるのに対して、馬連・ワイドは還元率が77.5%に固定されております。馬単については同じく2頭系の馬券であるものの、還元率が75%であるためにあまり推奨できないため、ここでは割愛させていただきます。2頭を選ぶことから、単勝複勝と比較すると高回収を出しやすく、期待値的な面では劣るものの、的中率が低い三連系の馬券と比べると+収支が安定しやすい傾向にあります。そのため、基本的にまずおすすめできるのは、バランスの良い馬連・ワイドとなります。これらで+収支が維持できれば、三連系での大きな+を目指すこともできるでしょう。馬連では、通常の1.2倍程度の回収が見込める馬同士の組み合わせで回収率110%を超える計算となります。

期待値が高い中穴馬から人気馬に流して購入すれば当てやすく、+収支も出しやすい傾向にあります。人気馬サイドや大穴サイド同士の組み合わせでは、よほど協調できる部分がないと回収率で100%を超えるのは厳しいです。ではどのような場合にこの馬券を採用するのかというと、統計的に高回収率が見込める 5-8番人気程度の単・複回値120%以上を見込める中穴馬から、人気サイドで比較的高い期待値のある馬に流していく場合に使います。印で示すと、☆→◎・〇・▲といった形ですね!実際に馬券で用いる場合では、レースの中で1頭極端に高回収が見込める馬がいた場合に、その馬から、上位の有力馬に流して使う場合がほとんどです。高回収が見込める馬が2頭以上いる場合には三連系を用いることが多いです。

 

これから+収支を目指していこうという方は

単勝複勝で80-100%の回収率を目指す。

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馬連・ワイドで100%以上の回収率を達成する。

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③三連系にも手を出してより高回収を目指す。という流れが推奨できます。還元率の問題もあるので、現段階での自分の予想がもともとの還元率についてどれだけの回収が見込めるのかという点が大事になってきます。ざっくりとした例で示すと、単勝複勝で回収率が96%(80%×1.2倍)程度ある人は馬連にすると77.5%×1.2×1.2で110%以上の回収率を見込める可能性があるわけです。実際のところは該当するレースを探して、そのレースのみ参加する必要があるので難しいのですが、簡単な例として示させていただきました。

 

ここまで単勝複勝馬連・ワイドについて説明させていただきました。次回は三連系について述べていきたいと思います。